バックホーの操作方法:旋回・フロント(作業機)の具体的パターン バックホー覚え書き

バックホー覚え書き > バックホーの操作方法 > バックホーの操作方法:旋回・フロント(作業機)の具体的パターン

(スポンサード リンク)

2007年12月15日

バックホーの操作方法:旋回・フロント(作業機)の具体的パターン

バックホー(油圧ショベル、ユンボ、パワーショベル)の具体的な操作パターンには、主に下記のようなものがあります。

「JIS方式」
JIS方式は「標準操作方式」「ISOパターン」とも呼ばれる、バックホー作業機(フロント)の操作方式です。
また、コマツパターン(口述)が普及している地域では、「横旋回」とも呼ばれているとのこと。
JIS方式でのレバーの操作パターンは、バケットを横方向へ動かすときは左レバーを横方向(左右方向)に、縦方向に動かすときは縦方向(前後方向)にレバーを動かすというものです。
これは直感的で、感覚的に掴みやすい操作パターンと言えます。
具体的なレバーへの操作割り当ては、下表のようになっています。

(左レバーの割り当て)(右レバーの割り当て)
アーム
伸ばし
ブーム
下げ
左旋回右旋回バケット
掘削
バケット
開放
アーム
曲げ
ブーム
上げ


「コマツパターン」
コマツパターンは、現在JIS方式と人気を二分するバックホーの操作方式で、「縦旋回」とも呼ばれます。
このコマツパターンでは、右レバーはJIS方式と同じ操作割り当てです。
しかし、左レバーの上下方向と左右方向の操作割り当てが、ちょうどJIS方式から交換されたかたちになっています。
このため、レバー操作とバックホーの動作の、直感的な関係の掴みやすさについては、このコマツパターンはJIS方式より劣っている、と言われています。
しかし、一旦操作に慣れてしまえば、JIS方式よりもコマツパターンのほうが、作業性が高くなるそうです。
具体的には、バックホーの操作では、アームを小刻みに操作することが多いそうですが、このアーム動作を、操作しやすい横方向(左右方向)のレバー操作で行う点が、作業性が優れていると言われる理由です。
例えば、バケットに付いた土砂などを振るい落とすときの操作は、

 JIS方式:左右非対称のレバー操作
 コマツパターン:左右のレバーを、内側に寄せる・外側に倒すを繰り返す

であり、コマツパターンの方が操作が容易になります。

(左レバーの割り当て)(右レバーの割り当て)
右旋回ブーム
下げ
アーム
伸ばし
アーム
曲げ
バケット
掘削
バケット
開放
左旋回ブーム
上げ


バックホーの他の操作パターンには、以下のようなものがあります。

・ 旧ヤンマーパターン
JIS方式に近い操作方法ですが、左レバーの前後方向の動作割り当てが、逆になっています。
現在では、ほとんど見かけない操作パターンです。

(左レバーの割り当て)(右レバーの割り当て)
アーム
曲げ
ブーム
下げ
左旋回右旋回バケット
掘削
バケット
開放
アーム
伸ばし
ブーム
上げ


・三菱パターン
他の操作方式と違って、右レバーで旋回を行います。

(左レバーの割り当て)(右レバーの割り当て)
ブーム
下げ
アーム
曲げ
バケット
開放
バケット
掘削
左旋回右旋回
ブーム
上げ
アーム
伸ばし


※バックホーが、クラッシャーなど各種アタッチメントを装着している場合には、アタッチメント操作用のレバーやペダルが、運転席やレバーに追加されます。

ちなみに、バックホーのスロットル(アクセル)の操作は、自動車と違い頻繁な操作は必要無いため、

・レバー式
・ダイヤル式
・ボタン式:速い・普通・遅い・アイドリングをボタンで選択

などの操作方式になっています。
どの操作方式が採用されているかは、バックホーのメーカー・機種ごとに異なります。

 参考:
 油圧ショベル - Wikipedia

(スポンサード リンク)

posted by バックホー覚え書き at 02:34 | バックホーの操作方法